【束縛と解放】　～メルマガコラムアーカイブより再掲載～

※　このコラムは2014年9月22日にメルマガにて配信したものです　※

本日は【縛られる（束縛）】ということについて。

占い師をしていると、いろいろなご相談を頂くのですが、
一番悲しくなるのは、スピリチュアルな脅しを受けて、自由が縛られている人のお話。

たとえば
誰かに「これを着けていればうまくいくよ」と言われて、アクセサリーやブレスを身につけてみると、

今度は、「それを外したら悪いことが起こる」と言われて外せなくなっていたり、

もっと違うものも勧められ、気付けば欲しくないものまで買っている・・・。

自分の中で「絶対におかしい」とか、「もうしたくないよ〜」と思っていても、

「もしも外した後に悪いことが起きたらどうしよう？」と心配になってやめられない。

「やめたいけど、やめても大丈夫ですか？」「悪いこと、起こるんですか？」と相談にみえる方は多いです。

なかなか自分では真実がわからないスピリチュアルの世界ですが、

真実とウソの見分け方はひとつ！

誰にでもわかる見分け方なので、皆様にお教えしておきますね。

それはズバリ、

【心の束縛】を感じるか？それとも【心の解放】を感じるか？という判断。

あなた自身が感じるままで判断してみて下さい。

※その教えを守っていることで、窮屈に感じたり、悲しくなったり、苦しくなったりといった【心の束縛】を感じるのならば

それはあなたを幸せにはしない教えです。

※その反対に、その教えを守ることで、自分らしくなれるような、良い予感がするような

そんな【心の解放】を感じるのならば、それはあなたを幸せにする教えです。

良いスピリチュアルは、必ず明るい気持ちになることだったり、
「これからもっと良い人生になるかも♪」という予感をもたらします。

【苦行】を人生に取り入れるのはやめましょう。

なにも好き好んで苦労を増やすことはありません。

幸せそうな顔をしているときに更なる幸せはやってくるもの。

苦しい顔をしているときには、なかなかハッピーは訪れません。

どうせ人生に増やすならば、

【楽しいこと・わくわくすること・未来が楽しみになること】を増やしましょう！

皆様の心がのびのびと、日々開放的に過ごすことが出来ますように・・・。

2020年追記

さまざまな苦行を実践したお釈迦様は、「苦行には意味が無かった、役に立たなかった」と結論をだしておられます。

押し売り、脅し、囲い込み。スピリチュアルを利用した悪事は後を絶ちませんが、

目に見えないものだからと言ってむやみに信じ、恐れるのはやめましょう。

信じる価値があるものは心が明るく前向きになるものや、深くリラックスできるものだけ。

スピリチュアルは本来、人生をより良くするためのものであるべきですが、

悪い方向へ傾倒することで自分の人生を破滅的にすることだってあるのです。

現在、私たちは世界的危機に直面し新型コロナと戦っていますが、

このような人心が不安定になるときこそ、その不安を突いて来る悪人も増えるときだったりもします。

今一度、不安を煽るスピリチュアルには用心しましょう。