結婚について ~既婚の方へ「相手を変えるのではなく、自分を変える」

このコラムは2014年10月14日にメルマガにて配信し,追記を加えたものです

 

昨日は台風にてお休みをいただいておりましたので、本日の配信となりました。
お待ち下さっていた皆様、ありがとうございます!


今週のコラムテーマは、先週お話していた通り、

既婚者にとっての「結婚」です。

 

先週、未婚者向けに、

【結婚さえすば幸せになれるのではない・未婚の今こそ目利き女性であれ】という内容を書きましたが、

すでに結婚をした方にとって今は、

「賽(さい)は投げられた!」状態といえます。

相手を選び、それぞれのルートで結婚へと向かい、

今があるわけです。


その現状が不満だったり、

「こんなはずじゃなかった」という気持ちで毎日を過ごしていたり、

後悔しつつある・・・という方向けに本日のコラムは書いていきたいと思います。

お付き合いくださいませ!

 

今、あなたが不満を持ちながらも、

「彼ともっと幸せな夫婦になりたい」

「もっと良い関係を築きたい」と思えるならば、方向転換は可能です。

まずは、

あなた自身が、「全力で良い関係に改善していく!」と腹を決めて下さい。

 

※私のコラムやブログにはちょくちょく、

【腹を決める】だとか、【腹をくくる】という言葉が登場しますが、

これは、恋愛においても結婚(夫婦関係)においても、

相手からきちんと大切にされ、リスペクトされる重要な鍵なのです!

普段はどんなになよなよしていても良いし、泣いたり、弱くても良いけれど、

芯の部分には【腹をくくってる部分】がないとダメ!

【腹をくくる】とは、誰も味方がいなくても、

「これは自分1人でもがんばるぞ、孤独に負けずにやってやるぞ」という気持ちを持つこと。


つまり、

あなたが「全力で夫婦関係を改善していく!」と腹を決めるということは、

「旦那が改善に協力的じゃない」とか、

「私は頑張っているのに旦那が分かってくれない」とか、

そういうことを途中で持ち出さないということ。

「改善するぞ」と決めたのはあなた自身で、

それは1人でも、孤独な戦いになっても、自分自身と戦う気持ちでやっていくぞという決意が必要なのです。


相手に期待しながら頑張るのではなく、

あくまでも【自分自身】がチェンジできる部分を変えていくことを大切にしてみましょう。

相手(夫)を変えることはできませんが、

影響を与えることはできます。


どういうことかというと、

2人の間を暗い空気が流れているとき、相手に対して「ちょっとあなた、笑顔でいて頂戴よ!」と言っても、

相手を笑顔にすることはできません。(相手を変えることはできない)

けれど、

例えば、あなたが落ち着いた態度でいたり、

穏やかな顔でコーヒーを飲んでいたり、ゆったりと微笑みながら話をしているとします。

 

すると、相手はなんとなく、

「俺ばかりイライラしているのは恥ずかしいな」とか、「なんだか落ち着いた気持ちになるな」など、

あなたから影響を受けることはあるのです。


【太陽と北風】という童話を思い出してみて下さい。


あのお話が教えてくれているのは、

あなたが、「どうしてもこうしたい!」という強い願望や目標を持っているとき、

【力技】を使ってもうまくいかないよ・・・ということです。


相手にうまく影響を与えながら2人を取り巻く波長や環境を変えていくことが、

本当の意味での改善になっていくのです。


※あなたがどんな言葉を使って、

どんな態度で過ごすことが、彼に良い影響を与えるでしょうか?


そんな風に考えて過ごしてみて下さい。


・・・それにしても。


こうして書いていても、

無限大に広がりそうなのが【結婚生活】のお話です。


何事でもそうなのですが、

10人10色の状態と環境があり、

ひとことに結婚生活といっても、さまざまな対処方法があります。


こちらのコラムには、出来るだけ【どんな方にも共通】の要素を書いていくつもりですから、

とりあえず、「最初の一歩」として実践して下さいませ。


最初の小さな一歩ですが、

「改善したいな」「どうしたらいいかな」と思っている方にとっては、

大きく、重要な変化をもたらす一歩となるはずです。

 

健闘を祈ります!


2020年追記

夫婦関係に溝が出来ているとき、
なかなか自分からばかり歩み寄るのは癪に障るというもので、
素直になることが出来ません。

でも、根競べのように意地を張り合っていても良いことありません。

これまでどう思って来たかとか、今どう思うか、よりも大切なのは
「これからどうしたいか」にフォーカスすることではないでしょうか。

引き続き、検討を祈ります!